溺れるナイフ見た

ただの見た感想です。






なんだ・・・あの作品は・・・

見たあとあまりに心臓掴まれるような感覚で過呼吸になりそうなほど
すごかった・・・

なんかとても暑くなった・・・
それくらい見入って支配される作品でした。

少女漫画実写のレベルじゃない・・・。
もう芸術作品見た気分なんやけど・・・。


いや、原作から少女漫画的じゃない作品だったけどね・・・。
原作も初めて読んだ時あまりの癖強さに衝撃受けたなあ・・・。


実写化するって聞いた時は
朝倉の絵で成り立つ世界を実写にできるのかとても心配だった。
でもキャスト見た時これはすごいな・・・って思ったね。大友役の重岡は少し不安に思ってたけど、映画見たら重岡じゃなきゃ無理だというレベルによかった・・・。
重岡くん・・・大友最高でした・・・。

てかねキャストの絵力もすごかったけど、
なにより監督がすごいと思う、これは。

演者たちをとるカメラワーク、脚本の構成、演出、すべてが溺れるナイフというタイトルのように視聴者を溺れさせ突き刺してくる。

ただ、一つ不満だった点を言うと音楽かなあ。私的に映画の途中に歌は流して欲しくなかった・・・。


でもそれ以外は良すぎて私にとっての映画に対する見方が一気に変わった・・・。
私映画よりドラマ派なんだけど映画派になりそうなほどよかった。


なんか見たあとの疲労感がいい意味で強くて、見る前に考えてた悩みとか思いとか全部吹っ飛んだ・・・。

改めて溺れるナイフって素晴らしい作品だなって思えて、原作読みたい、映画もう一回見たいって思った。


この映画監督もだけど、この原作を作り上げたジョージ朝倉ってやっぱりすごいわ・・・。